株式会社リンクトブレインが、クリエーターとコンテンツ制作会社のビジネスマッチングを促進。ソーシャルゲーム開発をテーマとするワークショップイベントに協力。

当社・株式会社リンクトブレイン(代表取締役:藤田 稔/岩本 真吾)は去る2013年1月23日に開催されたワークショップイベント・第5回 CMT CONNECTION「クリエイターのためのソーシャルアプリビジネスへのアプローチ」に協力企業として参加しました。
このイベントは公益財団法人ユニジャパン(経済産業省 関東経済産業局補助事業)主催、一般社団法人ブロードバンド推進協議会共催によるもので、各種デジタルコンテンツのクリエーターと、コンテンツ制作会社のソーシャルゲーム開発におけるビジネスマッチングを目的としています。
“「フリーエージェント化社会」の新しい労働倫理と、ヒューマンリソースマネジメントの確立を担う”という当社のビジョンと合致する部分が大きいことから、協力企業として支援することを決定し、企画・運営においては、講演コーディネート、ゲーム関連企業の参加支援といった部分を中心に担当しました。

今回は“参加者全員が相互に名刺交換可能”な規模とするため、大々的な宣伝・告知を行わなかったにもかかわらず、紹介、口コミなどを中心に話題となり、最終的には38社、45名(CMT:22社24名/BBA:16社21名)が参加という盛況となりました。

イベントは二部構成となっており、前半は講演会形式のワークショップ。一般社団法人ブロードバンド推進協議会のWGリーダーで、当社の執行役員でもある清水弘一による挨拶の後、「ソーシャルアプリの仕組みと作り方」と題して、株式会社Aming・椎葉 忠志代表取締役社長より講演をいただきました。オンラインゲームの時代から開発・運営に携わってきた老舗ならではの視点で、ソーシャルゲームにおけるいくつかのビジネスモデルを実例も交えながら解り易く解説していただきました。
後半の質疑応答においては、既存のビジネスとソーシャルゲームをリンクさせる方法や、セールス・プロモーションのポイントなど、参加者がそれぞれの立場からソーシャルゲーム業界へ参入するための実践的な質問が多く寄せられました。椎葉社長はアプリ発表の場の一例として、NHN Japan主催の「LINE GAME コンテスト」(2013年1月21日~3月19日受付)を挙げるなどし、“今が参入のチャンスである”ことを強調。参加者のソーシャルアプリに対する関心が大きく強まるのを感じられました。

講演終了後、休憩を挟んで、プログラムは後半の交流会(立食パーティー形式)へと移行しました。今回のコンセプトである“参加者全員が相互に名刺交換”を実現するため、パーティーの冒頭、名刺交換専用の時間を設定。これにより、歓談開始後、気になる参加者とスムーズにコンタクトを取ることが可能となっていました。
また、参加者が幅が広いこともあって、話題はゲーム関連にとどまらず、バラエティ豊かに展開。会場の方々で活発な情報交換、意見交換が見受けられました。終盤には、参加したクリエーター諸氏によるプレゼンテーションの機会も設けられ、自身のコンテンツや、キャラクターを熱心にアピールする姿がみられました。参加者の皆様からは、短い時間ながら、充実したコネクションを構築できたとの声をいただいています。

イベント終了後、講演を行った株式会社Aming・椎葉社長よりコメントをいただきました。
「ゼロからのスタートにもかかわらず、ここまでの成長を遂げた日本のソーシャルゲーム業界の“研究熱”は大いに評価すべきもの。加えて、現状に満足することなく、貪欲に“次の一手”を模索し続けている点にも将来性を感じます。ソーシャルゲーム最大の特徴は世界規模でのマーケット展開が容易なこと。話題となっている“カードソーシャル”だけでなく、より幅広いジャンルのゲームで世界を目指して欲しいと思います。また、日本が世界に誇る家庭用ゲームのノウハウを応用すれば、よりハイクオリティなソーシャルゲームを創り出せるに違いありません。各ゲームメーカーが“ソーシャル”、“家庭用”といった垣根を超えて協力し合う流れにも期待したいところです。」

当社では、今後も“産”、“学”、“官”の連携推進を事業の柱と捉え、すでに発表させていただいている「地域経済の活性化に貢献する各地域に特化した人材データーベースの開発・提供」と並行して、今回のCMT CONNECTIONのような、コンテンツ系各業界と、国・自治体の主導する公共団体とのビジネスマッチングを促す取り組みを多角的に進めていく予定。近い将来、IT業界、クリエーター業界、地域経済の三者を強固に結ぶ人材ネットワークの形成を目指しています。

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