リンクトブレインは2024年10月で14期を迎えようとしています。
ありがたいことにイベントや懇親会で「知っていますよ」とお声がけいただくことも増えてきました。
今後もクリエイターさんや企業の方々に弊社の情報が届くよう「リンクトブレイン」がどのような企業であるのか伝える取り組みを始めることにしました。
(会社での日常を紹介するショートブログを公開しています!)
今回の記事では、デザインを一新した名刺に込めた想いをご紹介いたします。
トピック
なぜ今リニューアル?
コミュニケーションに大きな影響を与えたコロナ禍によって、オンラインでの交流が中心となり、名刺交換の機会が急激に減ってしまいました。
このままオンライン文化が継続するかと思われましたが、コロナの影響が多少落ち着きを見せた現在、対面でのコミュニケーションの良さが再認識され、直接お会いする機会が増えています。
どうして今名刺をリニューアルすることになったのか、代表の清水に話を聞くことができました。
創業以来、企業ロゴや名刺デザインは大幅な変更をせず大切にしてきました。
名刺を単なる挨拶のツールに留めず、今のリンクトブレインを表すものしたいと考えていたため、コロナ禍を経て再び多くの方と交流する機会が増えたこのタイミングで、名刺リニューアルプロジェクトを立ち上げることにしました。
デザインに込めた想い
今回のプロジェクトでは社内のデザイナーでチームを組成し、代表清水の名刺への想いをデザインに落とし込んでいきました。
リニューアルに際し代表の清水は次のように考えていました。
創業時はまず会社を覚えていただくこと、信頼していただくことを重視していたためコーポレートカラーの緑をメインに用いて「安心や親しみ」を表現し、詳細な事業内容を裏面に記載することで何が出来る企業であるかをひと目で伝え「信頼感、安定」を表す名刺にしていました。
全員が同じ内容の名刺だったので統一感がある分、対面している本人が何をしているのか伝えられる要素がかなり少ないものでした。
14期を目前とした現在、事業内容のみでリンクトブレインを印象付けるのではなく、どのような理念を基に事業に取り組んでいる会社なのか「リンクトブレイン」というブランドとして覚えていただけるようにしたいと考えました。
そのため「シンプル&シック」にまとめ、デザインを通して当社のMissionに関連する「創造、挑戦、自由」を伝えられるものにしたいとデザイナーに伝えました。
これを受け今回リニューアルを担当したデザイナーは次のように考えていたそうです。
創業以来大きなリニューアルをしていない、ということだったので、コロナ禍が落ち着いて名刺交換できる場が戻ってきた今はいい機会かもと思いました。
個人としても名刺が印象的だと記憶に残りやすいと考えていたため、以前からもっとオシャレだったらなぁと思っていましたので、携われて良かったです。
清水の想いを聞いたデザイナーチームから、初稿の段階で横型、縦型の名刺をそれぞれ10種類、20点のデザイン案が提出されました。
そこからレイアウトやフォント、色味の調整を進め横型4点、縦型3点へと絞り込まれました。
その後も代表の清水、デザイナーとの間で意見交換を重ね、ついにデザインが決定しました。
想いを表すデザイン
デザインテーマやMissionに関連する3つのキーワードを表現することについて、担当デザイナーは以下のように話しています。
記載する情報は伝えたいことに絞り、目が行きやすいよう構造を「シンプル」に。
カラーやフォントなどパッと見で受け取る印象を上品かつ洗練させることで「シック」さを出したいと思いました。
構造やカラーはデザインテーマを表現するため、3つのキーワードはレイアウトでアプローチしようと思いました。対角線配置や三角形配置にすると躍動感や奥行きが出るので「創造」「挑戦」を感じるかなと。
また、余白を多めに取ることで「自由」も表現したいと思い、今回は余白多めのデザインを複数提案しました。名刺という小さな媒体のデザインなので、視認性の担保や、役職や名前など、人によって情報が変わる部分をうまく収めることはいつも大変です。
今回は配色もシンプルに仕上げるため色数は絞りつつ、ロゴのみカラーで名前とQRコードは白、他の文字は少しトーンを落としており、カラーで読ませる順番の優先順位をつけています。
「何故か目が行く」といった、人の無意識に働きかけるデザインを考えました。
さらにグローバル化の中でも日本企業であることの存在感を出せるよう、日本語特有の縦書き・横書きの併用、フォントは明朝体を取り入れました。
裏面にはQRコードを掲載しています。こちらを読み取っていただくと各社員が担当する事業やプロジェクトに関する情報を閲覧できますので担当者それぞれの名刺をご確認いただきたく思います。
そして、視覚情報だけでなく触覚(手触り)でも記憶に残るようにと滑らかな触り心地の用紙を採用しました。
デザイナーに話を聞いていると、社長の希望を実現するだけでなく、エンターテインメントに携わる当社だからこその提案がデザイナーからされていることがわかりました。
今回ギミックは求めないということだったので遊びはないのですが、デザインチームで話していると「ARで社長が飛び出すようにする」「箔押しやエンボス加工でこだわり印刷」「スケルトンにする」などやりたいようにやらせるととんでもないものが出来上がるかもしれないな、というアイディアが飛び交っていました(笑)
お金かけてこだわってもいいよ、と言われる機会を待っています!(笑)
ゲーム業界では夏に大きなイベントが控えており、8月のCEDEC、9月の東京ゲームショウと、対面でお会いできる機会が多くなっております。
ここ数年で新しく始めた事業や、改めてお伝えできるサービスがあるかもしれません。
弊社メンバーも参加予定ですので、ぜひ新しい名刺でご挨拶の機会をいただけますと幸いです。
今のリンクトブレインを知りたい!という方は、繋がりのある担当者にご連絡いただくか
こちらからお気軽にご連絡ください。
みなさんに新しい名刺をお渡し出来る日を楽しみにしています!