「Amazon Game Tech Night #7 in Fukuoka」に弊社開発顧問の近藤が登壇しました

リンクトブレインが開催協力を行った「Amazon Game Tech Night #7 in Fukuoka」が8月2日(月)に開催され、弊社開発顧問の近藤が登壇しました。Amazon Game Tech Nightはアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(略称AWS)が主催しており、福岡で初開催となります。当日は、ゲーム会社様からフリーランスの方まで多くの参加者が集まり、大いに盛り上がりました!!

当日の下記3つのセッションと懇親会の構成で、近藤は最後のセッションでお話しさせて頂きました。

セッション 登壇者
[セッション1]

Game on AWS ~ゲームにおけるAWS最新活用術~
ゲームのワークロード向けにAWSの最新のベストプラクティスをご紹介します。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキテクト 森 祐孝
[セッション2]

ゲームデータ分析 on AWS

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
ソリューションアーキテクト 畑 史彦
[セッション3]

ゲーム開発とブロックチェーンとそれらを支えるAWS

株式会社リンクトブレイン
福岡クリエイティブセンター
開発顧問 近藤 卓也

 

セッション1はAWSソリューションアーキテクトの森様が登壇し、世界のゲーム会社の90%がAWSを使用している理由について、ゲーム開発・運営に必要な要素に着目してご紹介。
【Game on AWS ~ゲームにおけるAWS最新活用術~ 資料】
https://gamingtechnight.connpass.com/event/94499/presentation/

次に、AWSソリューションアーキテクトの畑様が登壇し、実際の利用事例を紹介しました。今回はアクションゲーム『Breakaway』のゲームデザイン分析を例に取り上げ、解析方法や分析システムの構造など、より現場での活用イメージがわく内容となりました!
【ゲームデータ分析 on AWS 資料】

最後のセッションテーマは近藤による「ゲーム開発とブロックチェーンとそれらを支える AWS」ブロックチェーンの基礎情報のおさらいと、ゲームでの活用方法や、実際にAWS Blockchain Templatesを用いて作ったゲームを開発環境構築のハンズオンも交え紹介しました。

当日の登壇内容を簡単にご紹介!

<DApps開発の紹介>

ブロックチェーンを活用した『DApps』は分散型のアプリケーションと呼ばれ、アプリケーションの新しい形として注目されています。
現在、DAppsをゲーム開発で使用するポイントとしては、下記の3つが挙げられます。

①流通させたいデータと必要な処理がブロックチェーン上にあり仮想通貨で取引ができる
②ゲーム内の重要なデータのみをブロックチェーン上に持ち、ゲームサーバーで処理
③ゲーム内でのアイテム購入などの決済を直接仮想通貨でおこなう

他にも、複数のゲームをまたいでブロックチェーン上のデータを活用も期待されていて、無限の可能性を秘めている。と近藤は説明しました。

次に、実際に近藤自身がDAppsを用いたゲーム開発を行った事例を紹介しました。

実際に制作したゲームの概要です。

冒険者を雇います。

クリックでタイミングよくジャンプし、障害物を避けていくミニゲームです。
下記スライドURLの13ページ目で実際に動かせますので、ぜひ遊んでみてくださいね!

<AWS Blockchain Templatesの紹介>

「ブロックチェーンってなんだか難しそう」と思っている方にオススメなのが、AWSが公開している、簡単に開発環境を構築できるサーバー環境のテンプレート『AWS Blockchain Templates』です。
講演中には近藤が参加者の前で、AWS Blockchain Templatesを使用し、開発に必要なサーバーを起動するデモンストレーションを行いました。また、近藤が自ら開発した際につまずいた箇所なども説明しました。

最後に近藤から、Unityでビットコインやイーサリアムを簡単に取り扱うためのライブラリなどを含めた自作プラグインを鋭意開発中であることを明かし、2018年秋にUnity Asset Storeで公開予定であること宣伝させてもらいました!
【ゲーム開発とブロックチェーンと、それらを支える AWS 資料】
スライド https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/awsfukuoka20180802/index.html
GitHub  https://github.com/takuya-v-v/awsfukuoka20180802_kondo

全セッション終了後は懇親会を開催しました。エンジニア同士、開発あるあるネタやお悩み相談を行うなど、有意義な時間となりました。今後は参加者が作ったゲームを持ちよって遊ぶなどの時間を設けたいと考えています。
参加者からは、「AWS Blockchain Templatesの存在を知っていても手付かずだったので、その場で手順を見られてよかった、今度挑戦しようと思えた」といった感想もあり、良いきっかけ作りの場を提供できました。

Amazon Game Tech Night は今後も福岡で開催予定です。詳細が決まり次第ご案内しますので、ぜひご参加ください!

関連記事

  1. オンライン展示会「アニメ・ゲームサミット 2021 Winter」に出…

  2. 福岡大学商学部の講義に登壇いたしました

  3. 台湾で開催されたMOU調印式、VTuber国際フォーラム、VTuber…

  4. 筑紫野市立筑紫野中学校の生徒の皆様が職業体験にいらっしゃいました!

  5. e-Sports meetup in FUKUOKA Vol.1を開催…

  6. 九州デザイナー学院様にプレスクールの講師としてお招きいただきました

サービスサイト